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2015.11.10

美しすぎるヒルクライマーは、“坂好き”が高じて人生変わった。

Life with Bicycle-自転車で、人生変わった。日向涼子/モデル

ひとの力によってのみ動く自転車は、クルマやオートバイにくらべればささやかな乗りものだ。
しかし自転車は、ときに人生を変えてしまうほど大きな影響を、ひとに与えることがある。
ある者は世界を旅するようになり、ある者はそれまでとまったく違う職業を選ぶことになった。

10月20日に1年の充電期間を経て復刊したBicycle Naviでは、そんな“Life with Bicycle”な人生や生活をおくる人々による、シンプルで情熱的なストーリーをお届けしている。

そのひとり、モデルの日向涼子さんは、自転車でどう人生が変わったのか……?

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乗り始めた理由は〝ダイエット目的〞でした

 シンプルなカットソーにジーンズ、足元はコンバース。ラフないでたちで現場に現れた彼女は、撮影用の衣装に袖を通し、カメラの前に立った瞬間、フェミニンな大人の女性を演じる「モデル」の顔に変わった。
 彼女の名前は日向涼子、職業はモデル。数年前に自転車に魅せられ、さまざまなレースに参戦し入賞を果たすなど、輝かしい結果を残しているサイクリストだ。近年では自転車関連のメディアにも活動の場を広げ、いわゆる「自転車タレント」としてもメジャーな存在となりつつある。
 現在ではすっかりアクティブなイメージが定着している日向さんだが、実はスポーツは得意ではなかったという。しかも自転車には悪い思い出しかない、というから驚きだ。
「昔、チョイ乗り用に当時流行っていたMTBを購入したんですが、あっけなく盗難に遭ってしまって。しかも、その後に購入したママチャリもすぐ盗まれてしまったんです。それに懲りて、もう自転車なんか乗らない!と決意していたんですけど……」
 それなのになぜ、あらためて自転車に、しかもスポーツバイクに乗ることになったのだろうか。
「きっかけはダイエットです。久しぶりに会ったヘアメイクさんが、誰だかわからないくらい痩せていて。聞くと、都内の移動をすべて自転車にしただけだとか。しかも全く食事制限ナシ!盗難のことなんて忘れて飛びつきました(笑)。元々食べるのも飲むのも大好きで、そこを制限するのは嫌だったんです」
 今から5年前のことだった。早速〝ロードバイク〞を手に入れるべく、勇んでショップを訪れた日向さん。しかしそこで購入したのは、なぜか〝クロスバイク〞だった。
「タイヤが細くてカッコいい自転車はすべてロードバイクだと信じて疑わなかったんです(笑)。その後、知り合いから〝日向さんの自転車はクロスバイクだよ〞と指摘されるまで気付きませんでした」
 10万円もしたのだから、当然ロードバイクだろうと思い込んでいた。それがよく見ると、ロードバイクとはハンドルが違い、タイヤも太い。今でこそ笑い話だが、それまでスポーツバイクと触れ合う機会がなかったのだから仕方ない。自転車のカテゴリーはおろか、価格のことなど、何の知識もなかったのだ。

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「私は速い!」根拠なき自信を胸に走り続ける

 そんなウッカリネタを振りまきつつ、クロスバイクに跨がって走り始めた。当初はダイエット目的で気軽に乗り始めたのが、乗れば乗るほど自転車にはまっていった。
「もう楽しくて楽しくて。なぜか私、クロスバイクに乗っている時も『自分はイケてる』『かなり速いはず』と、根拠のない自信を持っていたんです。クロスバイクでも相当なスピードが出るので、ものすごく速く走っている気がしたんでしょうね。周囲に比較できる人も自転車もないので、まさに井の中の蛙状態。もしかしてこのままいったらプロ選手になっちゃうかも?!なんて、ちょっとその気になってたぐらいですから」
 当時は自転車仲間もおらず、走る時はいつも1人。ソロで鎌倉や成田山、筑波などさまざまなルートに遠征、徐々に距離を伸ばしていった。
「1人で走っている時にいろんな失敗やトラブルに遭い、苦労をしながら少しずつ自転車のことを学びました。出先でパンク修理ができず、そのまま無理矢理走り続け、近くで見つけたショップに駆け込んだことも。いつも1人だったので、メンテの知識を得る機会もなく、修理の仕方もわからなかったんです」
 クロスバイクからロードバイクに乗り換えてからも、そんな〝武勇伝〞には事欠かなかったが、自転車関連のスクールに参加した頃から、徐々に仲間ができていった。
「自転車に乗り始めた頃からずっとブログに自転車ネタを書き続けているんですが、その頃からの読者のみなさんは、日向に仲間ができてさぞやホッとされたかと思います(笑)」
 1人で乗っていた当時も、仲間がいないことに不安や心細さはなかった。むしろ1人で走るのが楽しかった。仲間の意向や環境に引っ張られず、その日の気分で自由に走るのが性にあっていたのかもしれない。
「でも仲間と走るようになってからは、その方が楽だし、楽しいことに気付きました。ソロもいいけど、今では仲間と走るのも大好きです!」

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Profile_Ryoko Hinata
モデルとして広告分野で活動する他、自転車好き・ヒルクライム好きが高じて自転車関連の雑誌やウェブなどに活躍の場を広げている。2015年度のエタップ・デュ・ツールに参戦、見事完走を果たして話題に。ヨガや食に関する知識も豊富で、アスリートフードマイスターなどの資格を持つ。

text_Haruna Sanzai
photo_Hiromitsu Yasui
styling_Miyako Kinoshita
Hair & Make_Sayaka Mori

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