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2016.02.27

編集部・タカナシが行く、本栖湖で冬キャンプ

Winter Drive 01_空気が澄んでる冬だから満天の星空を見に行こう!_後編

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想像を超えた景色が広がる
 
 あたりが暗くなり始めた頃、気がつけば富士山の麓まで走っていた。それなら今夜のスポットは景色が開ける湖畔のキャンプ場にしよう。スマートフォンで検索すると、本栖湖にある浩庵キャンプ場がヒットした。このキャンプ場は、本栖湖越しに見える富士山から覗く日の出が有名なスポット。街から離れているので街灯などが少なく星を眺めるのにも適している。夜20時までチェックインできるのも嬉しいポイントだ。
 本栖湖畔にクルマを乗り入れテントを設置。焚き火台も用意する。今回は長い時間火を焚いて暖をとりたいので、火おこし用のよく燃える薪と長時間ゆっくり燃える2種類の薪を用意した。最初に枯葉や細かい枯れ木を集め、細く割った燃えやすい薪とともに火を起こす。力強い種火がしっかり起きてから少しずつ太い薪を燃やしていく。火が安定してきたら、長時間燃える薪をそのまま火にくべる。薪や炭で火起こしをする時のポイントは「薪を積み上げすぎないこと」と「しっかりと空気を送り込んであげること」。この2つさえ気をつければ、焚き火は簡単だ。
 しっかり火が起きたら夕食の準備。まずはトライポットを組み立てて、焚き火の上にセットする。本来はダッチオーブンなどを吊るして調理するための道具だが、今宵は網を吊るしてバーベキューにするとしよう。
 本日の食材はちょっと贅沢にステーキ肉。それに道の駅で購入したキノコと地元産の野菜やソーセージだ。男が一人でするキャンプだから、晩酌の友としてつまむ程度の量があれば十分。肉に火が通ったらビールを空け、手を伸ばす。あまりの美味さに天を見上げたらあることをおもいだした。そうだ、今日は星空を独り占めに来たんだった。

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 食事を簡単に片付けて、コッヘルを火にかける。沸騰するまでの間に豆をミルしておこう。ドリッパーでコーヒーを落とし始めると、香りが僕を包み込む。聞こえてくる音は、風と薪が弾ける音だけだ。
 空に目を向けると、冬の大三角形が力強く輝いている。富士山の上にあるのはオリオン座だ。
 大きく仰け反り、空全体を見上げてみるとおおぐま座の尻尾でもある北斗七星が北の空で瞬いていた。夜空に目が慣れてくると、真っ暗なキャンパスから無数の星が浮かび上がってく。気がつけば満天の星空が僕を包み込んでいた。その光にはただ圧倒されてしまう。
 ぼんやり眺めていると、時おり流れ星が降る。夢中になって追いかけていたらコーヒーが冷めてしまった。
 ふと学生時代に旅行先のタイで見た星空を思い出した。山奥の村に泊まった時にちょうど新月で、夜空には天の川が流れていた。大口を開けて夢中で眺めていたら、現地の人に「気をつけないとその口の中に流れ星が落ちてくるよ」と言われた。
 ちょっとカッコつけ過ぎだけれど、いつか使ってやろうと思っていたが、助手席は空席のままだ。冷めたコーヒーが少しだけしょっぱく感じた。

a-5浩庵キャンプ場/山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926 ☎0556-38-0117
浩庵キャンプ場は、富士山から登る初日の出が有名。風がなければ湖面に映るリバース富士も楽しめる。そんな絶景の中で飲むコーヒーは、これまた格別なのである。

photo_TAKAAKI MIMURA

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