LIFE STYLE
2016.04.12
Drive with KENWOOD Full Hi-Vision Drive Recorder
ドライブの、新しい楽しみ方。-KENWOOD「DRV-410」
いま、クルマのアクセサリー関連で最も注目されている「ドライブレコーダー」。
優れた光学技術とカーエレクトロニクス技術を持つケンウッドの
フルハイビジョンドライブレコーダーと一緒にドライブに出かけた。
アクアラインを走り抜け、都心から房総方面へ。こうした爽快なドライブシーンを後から見直せるのも、ドラレコの楽しさ。
いま、一番売れ行きのいいカー用品はドライブレコーダーだという。僕も経験があるけれど、クルマの事故やトラブルなどで、自分と相手、被害者側と加害者側の言い分というのは、必ず食い違うものだ。そんなときドライブレコーダーの映像というのは動かぬ証拠になる。そう考えると、ドライブレコーダーはもはや「保険」のようなものだと言えるし、売れているというのも頷ける。
そこで僕もさっそく、自分のクルマにドライブレコーダーを取り付けることにした。選んだのはケンウッドの「DRV-410」だ。現在、ケンウッドの光学技術はJVC(ビクター)が支えている。JVCは80年代からビデオカメラ市場を牽引してきたメーカー、つまりケンウッドのドライブレコーダーには、JVCがビデオカメラで築いてきた映像処理テクノロジーが活かされているのだ。
ドライブレコーダー本体はコンパクトかつ配線もシンプルなので、ウィンドウに取付けてもドライバーの視界を妨げない。
DRV-410の取り付けはとても簡単だ。レコーダーのステー部を吸着テープでフロントウィンドウに貼り付けるだけ。あとはシガーソケットなどから電源を取ればいい(電源コードも付属している)。本体がとてもコンパクトなので、運転時の視界を妨げないのもメリットだ。
ドラレコを付けての初ドライブは、都心からアクアラインを通って房総方面へ。エンジンを始動すると自動的に録画がスタートする。本体のモニターに映像が現れ、「REC」の文字や録画時間も表示されるので、撮り忘れがなく安心だ。
走り出すと、時おりDRV-410が「ピピッ!」と警告音を発する。これはカメラとGRSを利用した「運転支援機能」によるものだ。前方の車に近づき過ぎたとき、走行中に車線からはみ出してしまったとき、信号待ちや渋滞で発進が遅れたとき、それを知らせてくれるのだ。ドラレコはここまで進化しているのか……と感心してしまった。
バッテリーから直接電源を取る別売りケーブルを使用すれば長時間の駐車録画にも対応。衝撃を感知すると自動的に録画を開始。
アクアライントンネルを抜けて、東京湾を渡り、房総で撮影を終えた後、編集部に戻る。ドラレコ本体のスロットからマイクロSDカードを抜き、さっそくPCで再生してみる。
いやはや、その映像の鮮明さに驚いた。追い越していくクルマのナンバーや標識もしっかりと読め、トンネルの出口や逆光で風景が見えにくくなる場面も明瞭に写っている。これはフルハイビジョンを超える「3M(メガ)録画」の恩恵で、じつはデジタル放送以上の高解像度録画を実現しているのだ。
また、GPS機能から記録されたデータを、専用ソフトで再生すると、映像にリンクした地図や走行速度なども併せて表示される。そうして走ったルートを反芻するバーチャルドライブも想像以上に楽しかった。安心、安全のためだと思っていたドラレコが、こんなにもエンターテイメントなモノだとは、とても意外な発見だったのである。
高精細な3メガフルハイビジョン録画に運転支援機能を搭載したハイスペック・ドライブレコーダー「DRV-410 」。オープン価格。
公式ウェブサイト→http://www.kenwood.com/jp/special/dr/
写真/三浦孝明
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