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小林夕里子

小林夕里子

6カ月前 - 2017.03.22

南インドカフェ紀行【3】いつでもどこでもココナッツ

先月から、バイクで溢れかえる南インドの玄関口、チェンナイでのカフェ体験をお届けしています。
これまでの回を見逃している方は、こちらこちらもぜひごらんくださいね。

 

さて、南インドの人々がヘルメットもかぶらずにかなりの軽装でバイクに乗っているのには、
この土地の”暑さ”が少なからず関係しているようだ。
熱赤道の上に位置するチェンナイの年間平均気温は約28℃。
私が訪れた2月は一年でいちばん過ごしやすい時季で、
このあと、5~6月の40℃に向けてさらにジリジリと暑さを増していくという。
それでも人々はバイクに乗ることを止めない。
バイクを止めずに暑苦しいヘルメットを止め、
グローブを止め、
靴を止め、
サンダルさえ止め、
素足になる人まで(笑)。
そのくらい、バイクがなければ成り立たないライフスタイルが浸透している光景は、
夏の太陽よりも眩しいのだ!

 

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そんなわけで、わたしも連日30℃を超える街を歩き回ってたくさんの汗をかいた。
汗をかけばのどが渇く。
水道環境が乏しいインドの旅にはミネラルウォーターが必携なのだけど、
ミネラルウォーターと同じくらい安全で、
同じくらいの価格で、
それとは比べ物にならないほど栄養価の高い魔法の水が、
道のあちこちで売られている。
南国の果汁、ココナッツウォーター!

 

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マグネシウムやカリウムなどのミネラルが豊富に含まれ、
栄養たっぷりでいて低カロリー。
体への吸収もよく、天然のスポーツドリンクといったところ。
疲労回復やデトックスにも効果があるそうで、
ダイエットに命を燃やすハリウッドのセレブたちも愛飲する、別称”飲む点滴”は、
さて、旅の疲れにも効果があるのか!?
さっそく飲んでみることにした。

 

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相場は20ルピー(約34円)と聞いていたのに、まさかの倍値を言い渡され、腕組み。
値引き交渉を試みるも、思いのほかおねーさんが頑固で、あえなく敗退。
まあ、果実が大きめだし、
500mlのミネラルウォーターと大差ない値段と思って、よしとした。
果実を房からひとつもぎ取り、
鎌を振りかざしてザクッ! ザクッ! と、飲み口を作ってくれる。
ワイルドだろ?

 

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ズッシリと重いココナッツ!
ストローをゆっくりと上がってきたその液体は、
ほんのり甘くて、スッキリとして、
いかにも吸収がよさそうで、
想像以上の大容量。
ものすごくおいしい、というわけではないけれど、
ただ無味無臭の水を飲むよりも、
栄養がとれる上に鎌のパフォーマンスも楽しめて100円しないのだから、
これはハマっちゃう。
こういったココナッツスタンドはすぐに見つけられるので、
喉が渇いたらバイクをサクッと停めて、
ゴクゴク飲んで、
たぷたぷになったお腹でまた走り出す…。
熱中症の心配無用のインド式カフェツーリング。
いつかしたい♡

 

ココナッツパワーが効いたのか…は定かではないけれど、
このあと、ついにこの国の最新カフェトレンドに触れるべく、
汗をかきかきさらに旅を続けたのであった。
次回、最終話をお楽しみに!

 

小林夕里子…ライフスタイルエッセイスト。「アクティブ&ナチュラル」をキーワードに、執筆やメディア出演を通じてバイクのある暮らしの喜びを女性の視点から発信。MOTOアウトドアブランド「nomadica」代表。

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