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2015.01.18

作るうえで目指すものは機能にすぐれた美しいバイク

MOTORCYCLE MAN -オートバイのある人生- Vol.36 中嶋志朗[46works 代表]④

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ひたすら好きなことをやり続けていくだけ

 いまや、中嶋さんの製作するカスタム車輌の数々は、国内のみならず海外からも高い評価を得ている。海外の有名カスタムバイクサイトに掲載されることも多く、海外の雑誌から取材を受ける機会も増えた。また2013 年末には、BMWモトラッドのチーフデザイナー、オラ・ステネガルド氏の来訪も受けている。
「直接来てくれたのは、ビックリしました(笑)。しかもオラさんは、BMWモトラッドの90周年記念コンセプトモデル『Concept90』は、じつは志朗の作るバイクに影響を受けたんだよ、と言ってくれたんです。まず、メーカーのデザイナーが、いちカスタム屋の影響を受けたなんて言っていいのか、と驚いたんですけど(笑)。でも嬉しかったですね。そして、その時に〝RnineTカスタムプロジェクト”に参加しないかと誘われたんです」
 それはBMWの最新モデル、RnineTを素材に、選ばれた4人のビルダーが、自由にカスタマイズをするプロジェクトだった。日本の誇るトップビルダーが、個性を発揮して作り上げた4者4様のカスタムバイクは、これまでにないメーカーの試みとして大きな注目を集めた。
「僕の作り方はいつもと同じ。ノーマルでサーキットを走ることから始めました。今も基本にあるのは、学生時代に先輩のBMW と一緒に走った時の衝撃なんですよ。形だけ格好良くしても、乗りづらかったら格好悪い。実際に走って楽しく、格好良いバイクを作ってきたし、走りが良くなる改造だけをする。それは、これから変わらないと思います」
 46worksとしての今後は、新しいBMWや、これまでとは異なる車種やスタイルのカスタムにも挑戦予定で、新たな構想がいくつもあるという。クルマや家具などモノづくりの幅はより広がったが、その中心にあるのは、あくまでバイクだ。
「僕は、身体を剥き出しで走るスリルだとか、リスクが面白いとは、全然思わないんです。それよりも、二輪にしかない加速感、コーナリングとか、スポーツ的な楽しさが圧倒的に強い。それをより楽しむために、チューンとか改造をしたり、整備をしているというのが根底ですね。今年は忙しくてできなかったレースも、来年はまた旧車ベースで一台作って、ちゃんと参戦したい。たぶん僕は、60歳を超えてもサーキットを走ったり、クルマやバイクをいじってたりすると思うんですよ。小学校頃から好きなことがずっと変わらないし、やってることも変わっていない。レベルは上がっているけど、これからも自分がやりたいことはずっと同じだろうなって気はしますね」

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中嶋志朗/SHIRO NAKAJIMA
1973年埼玉県生まれ。2001年にBMWや、モトグッツィなど70 ~ 90年代ヨーロッパ車を扱うカスタムショップ「Ritmo Sereno」を設立。2014年4月より「46works」を立ち上げ、八ヶ岳南麓にファクトリーを構えた。カスタムバイク製作とメンテナンスを中心に、クラシックカーのパーツ製作、オリジナル家具の製作を手がける。クラシックレースやツインレース等にも多数参戦している。

文/齋藤春子 写真/峯 竜也

 

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