MOTORCYCLE

バイクのニューノーマルとは?
Moto NAVI 2020年12月号発売!

Moto NAVI 2020年12月号、NO.109は「バイクのニューノーマル」と題し、
with コロナの時代におけるバイクの新しい楽しみ方を紹介します!

文/日越翔太(Moto NAVI)

2ヵ月に一度、東京は中央区、日本橋浜町よりお届けしているバイク雑誌、Moto NAVI(モトナビ)。その最新号がついに10月24日に発売となります!(わ~! パチパチパチ!)
というわけで、毎号恒例ですが最新号の中身をちょっとだけ解説付きでお見せしていきますので、どうかお付き合いください。まずは表紙からどうぞ!

なんとなくこのところ重厚な雰囲気の表紙が多かったので、今回はさらっとさわやかな写真をセレクトしました。当初、まったく別の写真で進めていましたが、この写真を見た瞬間、差し替えることを決意しました(笑)。新しい生活様式ならぬ、新しいバイクライフ様式。その到来を告げる特集だけに、ハッピーなイメージの写真を表紙にしたかったのです。つづいて特集を見ていきましょう。

夜明けの砂浜を行く一台のバイク。これぞにっぽんの夜明けぜよ。と思わず謎の坂本龍馬が出てきてしまいましたが、堪忍してつかぁさい。なお、ライダーの頭上の影はドローンではなく海鳥です。当初、送られてきたこの写真をスマホの小さい画面で見たため、完全にドローンを飛ばしているのだと思いこんでいたのは秘密です。

それにしても特集タイトルの「バイクのニューノーマル」とは何なのでしょうか?
そこで押さえておきたいのが、今年の話題をすべてかっさらっている新型コロナウイルスに関連して提唱されている、「ニューノーマル(新しい生活様式)」という言葉です。要は感染症である新型コロナウイルスへの対策をしっかりしたうえで暮らしていこうぜよ、という話なのですが、それをバイクライフに落とし込んだらどうなるのか。こういった発想から生まれたのが、今回の「バイクのニューノーマル」という特集です。少しだけ中身を見ていきます。

まず最初にご紹介するバイクのニューノーマルは、「移住」です。テレワークが認められる業種が増えてきたいま、それを利用しない手はありません。ゴミゴミした街なかで縮こまって過ごすより、郊外の広々した土地に住んだほうがライダーにとっては利点が多いですからね。今号では八ヶ岳のふもとに移住したひとりのライダーの半生を通して、ライダーと移住について考えてみました。
なお、「移住」を含め、特集は大きく7つに分かれています。次の記事も特集のひとつで、「アジアンモト」を取り上げています。

ここで、「アジアンモト」とはなんぞや? と思った方も多いはず。名前のとおり、「アジア」の「モト」で、中国や台湾、東南アジアなどで販売されているバイクのこと。日本でも一部のショップが並行輸入しています。あ、ちなみにアジアンモトという呼び方は今回本誌が勝手に決めた呼称ですので、非モトナビ読者には一ミリも伝わらないかと思います(笑)。衝撃のコスパ、秀逸なデザイン、愉悦のレアさ……。ハマるライダーが多いこともうなずけます。

というわけで、特集の紹介はこのくらいにして、その他の企画を見ていきましょう。前号よりご登場いただいている俳優の大野拓朗さん(Moto NAVI Membersの一員でもあります!)が、今号ではバイクショップを訪問。熱心に愛車候補を選ぶ様子に密着しています。

また、今号では秋冬のファッションについても大ボリュームでお届け。ブランド別にコーディネートのキモとなるアイテムをご紹介します! なお、モデルとして登場していただいたのは90年代より日本のストリートカルチャーを牽引し続けるモデルで俳優、バンドマンなどとしても幅広く活躍する大柴裕介さん。さすがに雰囲気ありますね。ライダーたるもの、ファッショナブルに寒さをぶっ飛ばしていきましょう!

そして最後に紹介するのが、お笑いコンビ、メイプル超合金の安藤なつさんと本誌編集長、つまりわたくしヒゴシのツーリング記事。なぜモトナビで安藤なつさんなのか。そもそもこれは何の企画なのか。感じることはたくさんあると思いますが、そんな疑問が浮かぶより先に、クセが強いビジュアルにクラクラすると思います。大きいことはいいことです。

というわけで10月24日発売のモトナビ2020年12月号(No.109)をごく簡単にご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
正直に言ってしまえば、バイクのニューノーマルとして挙げたあれこれは、特別新鮮なことではないです。ただ、こうしてバイクのメディアであるわたしたちモトナビが、自粛気味のライダーの背中を押す。もしくは外出するきっかけを作る。それも大切な役割だと思い、このような特集としました。なんとなくまだ外出しづらい。なんとなく出るきっかけを失っている。そんなライダーはもちろん、いままでとは違うバイクの楽しみ方を探しているというライダーにもぜひ手に取ってほしい。そう思っていますので、どうぞモトナビ2020年12月号(No.109)をよろしくお願いいたします! (モトナビ編集長ヒゴシ)