MOTORCYCLE

フラットトラック「HAVE FUN!!」に参加してみない?

イチバンHOTなバイク遊びを
日本でも体験できるんです!

文/高梨達徳(Moto NAVI) 写真/高柳 健

本場アメリカはもちろん、motoGPライダーが練習に取り入れるようになってヨーロッパでもふつふつと熱量が高まっているモータースポーツ、それがフラットトラック。では、我が国での事情はどうなっているのか? 川越でゆるっと開かれた走行会「HAVE FUN!! FLAT TRACK」に足を運んでみた。

Moto NAVI 2020年8月号のダートトラック特集で話を聞いた、チーターカスタムサイクルズの大沢俊之氏が主催している「HAVE FUN!!」。日本を代表するハーレービルダーたちに声をかけ、150ccの横型エンジンをオリジナルフレームに搭載したマシンを作製したり、年に数回、埼玉県川越市のオフロードビレッジ内にあるフラットトラックを貸し切ってイベントを開催するなど、日本のダートトラック界の先陣を切って盛り上げている。本人たちも毎週水曜日にはトラックに集まり、その腕を磨き続けている筋金入りのダートトラッカーたちだ。

そんな彼らが、より楽しむトラッカーを増やすために始めたのが、「SUNDAY HAVE FUN!! FLAT TRACK」だ。その名の通り、毎月第一日曜日に集まりトラックを走ろうというもの。参加条件はダートトラックを走ってみたいと思う気持ちのみ。自分のバイクを持ち込むもよし。レンタルバイクで試してみるもよし。小難しいローカルルールなんてないのだ。

初開催となったこの日は、10時前から荷台に専用バイクを積んだクルマが続々とパドックに集まってきた。日本のトラックは日本のバイクがちょうどいい……ということで中古で安く購入でき、パーツも豊富な「HONDA FTR223」を中心に、この日はおよそ50台のバイクが参加。速さを競うわけでもなく終始なごやかな雰囲気で、この空気を味わいに来るだけでも面白いかも。これからも毎月第一日曜日に開催予定ということなので、あなたもそんな「ジャパニーズ・アメリカン」に触れてみませんか?

参加している車両はここをチェック!=フラットトラック「HAVE FUN!!」に参加している車両はこちら!
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