MOTORCYCLE

トライアンフ、新型TIGER SPORT 800を発表

トライアンフ独特の3気筒エンジンによる特徴的なパフォーマンスを備え
エキサイティングかつダイナミックな走りを実現する新型Tiger Sport 800

文と写真/トライアンフモーターサイクルズジャパン

爽快なスポーツ性能と快適なツーリング性能

爽快なスポーツ性能と、快適な長距離ツーリング性能の完璧なバランスを実現するために設計されたTiger Sport 800は、スリリングなエンジン性能、軽量で快適なシャシー、圧倒的な多用性、ライダー重視のテクノロジーを、ハイスペックでプレミアムな仕上げをワンパッケージにて提供される。
この、まったく新しい高性能な798cc 3気筒エンジンは10,750 rpm/115 PSの最高出力を発揮、さらに乗り味に重要な全トルクの90%を回転中域で発生させることができ、その最大トルクは8,500 rpm/84 Nmに達する。これによりライダーは、常に最適で素早いレスポンスを感じることが可能に。

ハンドリングは、ダイナミックで信頼感のあるシャシー、調整可能なShowa製サスペンション、ラジアルマウントブレーキキャリパー、そして重量わずか214kgというスペックにより、非常に俊敏でレスポンスに優れている。
まるで彫刻のようなエアロダイナミクスのボディワークと標準装備のウィンド ディフレクターにより、優れた防風性を確保。さらにライダーとパッセンジャーの両方にゆったりとした快適なシートや、一体型のパッセンジャー用グラブハンドルを提供し、長距離走行で優れた快適性を実現している。

旅をより快適にする、ライダー重視のテクノロジー

3つのライダーモードはボタンを押すだけで、スポーツ、ロード、レインのモードが利用でき、「ロード」設定と比較すると、「スポーツ」モードではさらにアグレッシブなスロットルレスポンスとなり、ライダーは798cc三気筒エンジンの性能をより簡単に引き出すことができる。
一方、「レイン」モードでは、ウェットコンディションでの走行時にトラクションコントロールがより早く介入し、スロットルレスポンスがソフトになることで、より安全なライディングが得られる。
加えて長距離走行の疲れを軽減するTriumphシフトアシスト(クイックシフター)と、クルーズコントロールを搭載。さらに最適化コーナリングABSとトラクションコントロールが、あらゆる状況下でも最適なパフォーマンスとコントロール性を確保している。

コンパクトでクリーンなTFTカラーディスプレイ搭載型LCD 多機能メーターは、一目で読み取りやすく、便利なスイッチキューブで簡単に操作が可能になった。またMy Triumph Connectivity Systemが標準装備されており、Bluetooth経由でターンバイターンナビゲーション、電話、音楽などをすべて制御できるなど至れり尽くせりだ。



メーカー希望小売価格(税込)¥1,395,000から購入が可能。
カラーはグラファイト/サファイアブラックと、プレミアムオプションのコスミックイエロー/サファイアブラック、カスピアンブルー/サファイアブラック、サファイアブラックの4色から選択できる。
販売開始は、全国のトライアンフ正規販売店にて、2025年2月からの予定。

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新型Tiger Sport 800
●サイズ=全長2,073mm×ハンドル含む全幅828mm×全高(ミラー含まない)1386 mm / 1303 mm (スクリーン位置 高/低) ●ホイールベース=1,422mm ●シート高=835mm ●タイヤ=前120/70 R 17、後180/55 R 17 ●タンク容量=18L ●車両重量=214kg ●エンジン=798cc水冷並列3気筒DOHC 12バルブ ●最高出力=115 PS(85 kW)/ 10,750rpm ●最大トルク= 84 Nm /8,500rpm ●価格=1,395,000円から