流行りに乗ってダートトラック始めます Vol.1
2020年8月号(N0.107)号で特集したダートトラック。
ヨーロッパから再上陸したムーブメントに
編集部タカナシが挑戦するようです。
文/高梨達徳(MotoNAVI) 写真/金田 亮 協力/ホンダウイング ステップ16号店
いきなりですがダートトラック始めます!
そんな企画を絶賛発売中のMoto NAVI 2020年10月号(No.108)から連載がスタートしています。せっかくなので、本誌では掲載できなかったこぼれ話や小ネタを書いてみようかと思っております。
購入したバイクはこちら!
さて、まずは購入したバイクのおさらいです。今回はHONDA FTR223をチョイスしてみました。本当ならXR100のホイールを17インチにしたものが初心者には最適らしいのですが、中古でもそこそこ良いお値段なんですよ。もし派手に転倒してバイクを壊しても、パーツを探すのも大変だったりするみたいです。
FTRは掘れば掘るほどパーツが出てくる
いまから20年近く前の「ダートラ・ブーム」時に大人気だったFTRは、販売台数も多く中古車のタマ数も多いです。さらには、当時のカスタムパーツも数多く残っており、某オークションやフリマサイトなんかでも、格安で販売されています。転んでちょっと壊れても費用がそんなにかからずに直せる。初心者には一番嬉しい点です。ただ、同じ考えの人は少なく内容で中古の市場価格は上がっているらしいので、買うなら今がチャンスかもしれません。
実際、カスタムするところってあるのか?
前後18インチのホイールに、ダンロップのK180を装着しているので、そのままでもトラック走行にチャレンジすることはできるそう。ただ、せっかくならライトやウインカーを外した専用車両にした方がカッコいいじゃないですか! (一応、かなりの軽量化になります)
手掛けるショップはこんなところ
カスタムをお願いしたホンダ ウイング ステップ16号店 は、八王子地域で一番125ccを販売している地元で愛されているショップ。店長を務める小島央雅さんは、整備はもちろん、どんな車両のカスタムにも気軽に対応してくれるスーパーメカニック。店内には横浜ホットロッドショーに出展したCX500や製作途中のオールドBMWといったカスタムマシンが並んでいます。ただ、ダートトラックの競技マシンを手がけるのは今回が初めてなので、作りながら走らせてみながら、細かいセッティングを煮詰めていくことになりました。
こんなゆるっとしたペースで、次回に続きます……汗。