TRIUMPH NATIONAL RALLY 2024 イベントレポート
ツーリング欲が高まる秋のこの時期に、全国のトライアンフオーナーたちが一堂に集まり
盛り上がるイベント「トライアンフ ナショナル ラリー(TNR)」が開催された。
富士見高原スキー場に設けられた特別会場でおこなわれたイベントの様子をレポート!
文と写真/安室淳一
トライアンフオーナーの絆が強まるイベント
スタイリッシュなネオクラシカルなモデルをはじめ、アクティブにバイクライフを楽しむことができるアドベンチャーモデル、そして今年からラインナップに加わった普通二輪免許で乗ることができる400シリーズによって勢いを増しているトライアンフモーターサイクル。
そんなトライアンフを愛するオーナーたちが年に一度楽しみにしているイベントが「TRIUMPH NATIONAL RALLY」である。今年は「絆をつなげよ!」をテーマに、このイベントをきっかけとして、参加同士のコミュニケーションや繋がりが生まれることを願って開催された。
10月12日(土)富士見高原リゾートは天候にも恵まれ、絶好のツーリング日和。会場には約1000台のバイクと1400名を超えるライダーが来場し、イベントは大いに盛り上がった。毎年、和やかな雰囲気の中でおこなわれるこのイベント、今回も同じく、会場内には緩やかな時間が流れ、来場者たちは各々自由に過ごし、好きなコンテンツに参加をする。
コンテンツとしては、最新モデルの試乗をはじめ、オンロード&オフロードのレッスン、そして今年は特別ゲストの平嶋夏海さんと一緒に走るミニツーリング試乗もおこなわれた。またステージエリアでは、恒例のカスタムコンテストやSNS抽選会に最新モデルの展示、そして最も盛り上がったのは、今回のイベントのテーマにも掲げられている「絆」を生むチーム対抗のじゃんけん大会。3人1組がチームとなって、チームごとにじゃんけん勝負をして、勝ち上がっていくというもので、勝敗に一喜一憂しながら仲間意識が高まり、ライダーたちの子供のように楽しむ姿を見ることができた。
ステージを囲むようにアパレルからパーツまで、様々なメーカーが出展し、ライダーたちはコンテンツを楽しむ合間にショッピングも楽しんでいた。毎年開催されているこのイベント、今回参加できなかった方、知らなかったという人は是非来年訪れ、トライアンフオーナーの輪を広げて欲しい!
今年のイベントオリジナルTシャツはシンプルなデザインでカジュアルに使えそう。出展ブースではビンテージトライアンフがライダーたちの目を引き、会場の風光明媚なロケーションでくつろぐ姿も多くみかけた。また今年もキャンプスペースは人気で、美しい芝生の上でライダーたちは愛車と一緒に楽しい時間を過ごしていた。
チーム対抗の「絆」じゃんけん大会は異様な盛り上がりをみせ、ライダーたちは無邪気にゲームを楽しんでいた。またステージ横にはカスタムバイクコンテストが開催、出場者自慢の愛車に来場者たちも興味津々。新車試乗会の合間に開催された平嶋夏海さんとのミニツーリング試乗会も受付開始後、即座に枠が埋まり大好評、オフロードレッスンでは参加者たちが緑の中を楽しげに駆け抜ける姿も印象的だった。
様々なトラインフの車両で埋め尽くされた駐車場ではライダー同士の交流がアチコチでおこなわれ、イベント会場内では抽選会でトライアンフオリジナルのアイテムをゲットしたり、自慢のパーツにピンストライプを施してもらい笑顔を見せるライダーの姿も。またイラストレーター加藤ノブキ氏のブースでは、イベント限定のナンバータックが好評だった。