MOTORCYCLE

2020 A&W ライディングジャケット最前線!(KADOYA編)

街乗りでもツーリングでも、ライダーたるものファッションには常に気をつけていたい。
そこで、Moto NAVI編集部がこの秋オススメする新作コーディネートを解説付きでご紹介します!
※Moto NAVI 2020年12月号に掲載された記事を再編集したものです

文/高梨達徳(Moto NAVI) 写真/清水惣資(モデル)、小山幸彦(STUH、アイテム)
モデル/大柴裕介(ビーナチュラル) スタイリング/堀ナオキ

老舗だからできる新しいレザーの挑戦

無骨で男らしい「これぞバイク乗りのレザーアイテム」といったイメージが強かった老舗革ブランド、カドヤ。そのデザインがここにきて変わってきている!……と、たびたびモトナビでも紹介してきたが、この秋冬コレクションではさらにカジュアルに着こなせるアイテムを多くリリースしている。ベテランライダーはもちろん、若者からも多くの支持を集めているイマドキなアイテムをご紹介しよう!

U-SCR(レザージャケットフード)

レザーは街着の時代に突入

質実剛健なイメージのレザージャケットに、ストリート・カジュアルな要素を組み合わせた1着。腕を上げる、伸ばすなどの動作に合わせて可動域を広げた新しいパターンを採用。レザーとストレッチナイロンを組み合わせることで、動きやすさと共に重量の軽減を図っている。革のアイテムを選ぶときは、どうしてもジャストフィットのものをセレクトしてしまうが、太めのパンツと合わせてゆとりあるサイジングを選ぶと、普段着としてもより着まわしやすくなる。着脱可能なインナーベスト付き。価格は¥60,000〜

インナーベストは中綿入りのキルティングライナーを採用。ベンチレーションも多く、オールシーズンで着用できる。着脱可能なフードを外せば、スタンドカラー仕様に。気分に合わせてコーディネートの表情を変えよう。

P-SEVEN(レザーグローブ)

しっかり守る。しっかり曲げる

大胆に手首までシャーリングを施したグローブは、強度と柔らかさを両立するゴートスキンを採用。甲部分にボア、掌にはフリースとパーツごとに異なるインナーをチョイスして、保温性と操作性の両立を実現した。

RIDES SHOULDER BAG(ショルダーバッグ)

ライダーだからわかる使いやすさのポイント

グローブをつけたままでも使いやすい止水ジップに、大きな塩ビの持ち手や、引くだけでストラップの長さが調整できるJETGLIDEが採用されている。スマホやちょっとした雨具など、街乗りや日帰りツーリング時に、必要最低限のギアを持ち歩くのに最適なサイズ。価格は¥10,200。

レザージャケット U-SCR ¥60,000 〜、レザースリムパンツ ¥49,000、レザーハイスニーカー¥23,000、グローブ P-SEVEN ¥15,000
問合せ=カドヤ東京本店☎03-3843-2000