皆さんはヘルメットを購入する際、サイズの基準はどうやって決めていますか？ 試着の時はいいと思っても、走行中に中で動いたり、頭の形が合わず痛みを感じるなんてことありませんか？ そんな悩みを解決してくれるのが、SHOEIの「Personal Fitting System（P.F.S.）」です。簡単に説明しますと、ヘルメットを購入する際、頭部を詳細に計測して自分の頭に合わせて内装をオーダーメイド感覚でカスタマイズしてくれるというもの。今回は編集部タカナシがオフロードモデルの「VFX-WR」を新調するのに合わせて、実際に調整していただきました。

まずは専用の測定器を使って、頭の縦横の長さを測定します。今回担当していただいたのは、SHOEI広報の田上さん

次にメジャーを使って頭囲の測定。頭のサイズは上方によっても若干変化するそうなので、散髪後の方がいいかも？

測定したデータに合わせて内装にスポンジを追加して調整していきます。編集部タカナシの場合、横幅はLでちょうどいいのですが、前後の長さが短いのでそこに借りスポンジを詰めて試着しながらジャストサイズに合わせてました。

最後に内装にスポンジを貼り付ければ完成です。前後に加えて頭頂部も調整したとのこと。なんとこの内装、洗濯ネットを使用すればそのまま洗濯機で洗うことができるんです。

サイズを調整して一番驚いたのが、長時間ツーリングに出た時に疲れにくいこと。ヘルメットがズレないだけでこんなに変わるとは思いませんでした。そんな「P.F.S.」は全国のSHOEIテクニカルショップで実施しているとのこと。またすでにお持ちのユーザーでもオフィシャルショールーム（休業中）にて有償で受けられるとのこと。あなたも自分だけのぴったりヘルメットを手にしてみませんか？

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