MOTORCYCLE

レゴ ブロックのBMW M 1000 RR、作ってみた #2

レゴ®ブロックのBMW M 1000 RR作りに、モトナビ編集長が挑戦!
第2回はエンジンまわりのフレームを組むのだが……正直、めちゃ地味!

文と写真/日越翔太(Moto NAVI編集長)

バイクの中心はエンジンだ!

レゴ®ブロック初心者の筆者、モトナビ編集長ヒゴシがレゴ®のテクニック BMW M 1000 RRに挑戦するシリーズ第2回。

※初回はこちら
レゴ ブロックのBMW M 1000 RR、作ってみた #1

今回は、初回で組み上げたエンジン周辺のフレームを組み立てる。レゴ ブロック的に言うと、「2」の袋に手をつけるわけだ。

……が。正直なところ、作業に集中しすぎて、「2」の作業についての写真をほとんど撮っていない。編集者にあるまじきミスでお恥ずかしいかぎり。工程そのものも地味で、「1」のように動作するギミックもなければ、タイヤや外装のような派手な箇所もなかったのでつい……と言い訳しておく。我ながらしょうもない。

そんな「2」のポイントといえば、初めてステッカーを貼るパーツが登場したこと。レゴ ブロックって、ブロックなのにステッカーなんて貼るんだ! と個人的には驚いたものの、レゴ ブロック好きには常識だったりするのかな。知らんけど。ちなみに、筆者の趣味であるプラモデル作りにおいて最も嫌い(苦手)な作業がステッカー貼りなので、これまで以上にミスしないよう慎重に進める。

それにしても、1/5サイズだとステッカーが貼りやすくていい。大きいと迫力があるだけでなく、作業がしやすいという利点もあると気づく。代わりに置き場所に困るんだけど、それはそれ。これはこれ。大きいことはいいことだ。

なお、この「2」の工程において特徴的なのは、序盤に組むのが車両本体ではなく、ディスプレイスタンドとなる土台から組んでいくこと。

だいたいこういう付属品は本体完成後に惰性で(?)作るもんなのに、なぜこのタイミングで? と思ったが、ひとまずマニュアルどおり進めていく。そしてサクッと完成させ、さらに作業を進めると……気づくのである。

なるほど、こいつはそのまま作業台にもなるということか!
1/5サイズだけあって、何から何まで大きく、プラスチックとはいえ、けっこう重さもあるのでこの作業台はありがたい。3ヵ所差し込むだけの簡易的なものだが、安定感はしっかりあるのに、抜き差しは容易。やはりおもちゃブロックの世界的メーカーだけに、細かいところまでうまく考えられているなぁと感心した。難易度の高さと組むストレスが高いのは別。気持ちよく難しい=楽しいなので。

などと言っているうちに、「2」は完了。エンジンを中心に、フレームやエキパイのタイコ(エキパイとサイレンサーの集合部分にある、触媒が入っている部分)などを組み付けた。

しかし、進捗としては上々なはずなのに、イマイチ達成感が薄い。まぁでもモノ作りというのは得てしてこういうもの。ある一点を超えると急に完成形が見えてくるというのはよくあることだ。……と、自分に言い聞かせ、次回は「3」のパーツ群に挑戦する。

なお、「2」を組むのにかかった時間は約2時間45分。「1」の制作と合わせると、ここまでの所要時間は6時間ほどになる。体感としては2時間くらい? という感じなので、思いのほか時間かかってたんだ、というのが率直な感想。楽しい時間はあっという間に過ぎるなぁ。

というわけで、マニュアルによると、どうやら「3」を組み上げることで前後の足まわりができるようだ。いよいよバイクらしくなるってことか! これは楽しみだ。

レゴ®ブロック オフィシャルサイト
www.lego.com/ja-jp

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著者紹介
日越翔太(Moto NAVI編集長)
バイク雑誌「Moto NAVI(モトナビ)」の編集長を務めるかたわら、ホンダの広報サイト「ホンダマガジン(www.honda.co.jp/magazine/)」にも携わる。趣味はバイク(仕事?)と散歩。それからプラモデルやインテリア小物を作ること。