MOTORCYCLE

スクランブラーでやりたいこと

まもなく登場するドゥカティの新型スクランブラー。
「the Next-Gen Freedom」をテーマに掲げる同モデルを
フリーアナウンサーの大島由香里さんに試乗してもらった。

文/歌田美結、日越翔太(Moto NAVI) 写真/高柳 健 撮影協力/ヒキダシ

カッコいいとかわいいが同居してる!

モトナビNo.63の女性ライダー特集以来、本誌には10年ぶりの登場となったフリーアナウンサーの大島由香里さん。最近はテレビを飛び出し、YouTubeでも活躍する大島さんに改めてバイクとの馴れ初めを伺った。

「フジテレビに在籍していた27、8歳のとき、女性ライダーがハーレーに乗って、すごい爆音というか、いかつい振動を響かせながら信号待ちをしているのを見かけたんですよ。青に変わった瞬間ブォンと走り去った姿に、『めちゃくちゃカッコいい!』って思って、翌日教習所へ行き、『バイクに乗りたいんですけど、何の免許を取ればよいでしょうか』というところからスタートしました。

ただ、運転は散々で、その教習所史上最多の立ちゴケを記録したんじゃないかってくらい(笑)。最後の最後までエンストしまくってましたし、教官にはかなり迷惑をかけましたね」。

その後、念願のバイクを購入したものの、結婚や出産を挟んで乗れない時期が続き、ついには手放してしまうことに。だが最近、仕事で試乗できる機会ができたのだという。

「リターンしたばかりのときはめっちゃ大変だったんですけど、それでも1年くらい経って、あるときフッと、急に落ち着いて乗れるようになったんです。バイクって、乗ると明らかに自分の中の違う扉が開く感じがするんですよ。

今はインカムとかでまわりと繋がれるけど、私はあえて一人になるのが好き。あと、やっぱりバイクって風がいい。自然をフルに感じているのに外部と遮断されているという、いいとこ取りな感じがします」。

 

女性だから、男性だからこのバイクに乗るべきみたいなものが
なくなってきたし、むしろそこを超えていきたい

2度目のバイクライフを満喫する大島さんが、いまバイクに求めるものを聞いてみた。

「入口は見た目だったんですけど、いまは相性ですかね。いろいろ乗るようになってから気付いたんですけど、命を預けているし、体ひとつで移動するのでやっぱり相性って大事だなと」。

そんな大島さんに乗ってもらった新型スクランブラー。そもそもスクランブラーをご存知でしたか?

「実は6年振りに乗ったバイクがドゥカティ・スクランブラーだったんです。もう本当にガッチガチで(笑)。それでも、リターンがスクランブラーだったから、なんとかなったんだなと思っています。足つきはいいし、ポジションに安定感があって。今回試乗させていただいた新型はオートシフターが付いてて、それがすごくラクでした。『進化してるな』って感じました。

新型のテーマがカラフル(多様性)とか“NEXTGEN FREEDOM”(新世代の自由)と聞き、いまの時代、女性だからこのバイクに乗ろうとか、男性だからこのバイクに乗るべきみたいなのものがどんどんなくなってきてるように思います。むしろ私の中には、そこを超えていきたいなという意識があるんです。バイク自体もそうですし、バイクウェアもそうなってきてる気がしますね」。

最後に、もし大島さんがスクランブラーを手に入れたら、何をしてみたいか尋ねてみた。

「郊外に出た方が走りやすいだろうとは思うんですけど、私はあえて街乗りしたいです。やっぱり自慢のバイクなので、見せびらかしたい(笑)。

かわいいとカッコいいがすごくいいバランスで同居したデザインなので、本当に年代、性別を問わないですよね。場所やシチュエーションによってかわいくもカッコよくもなれる。まさにダイバーシティな一台ですよね」。

 

大島由香里

2007年にフジテレビに入社し、「ニュースJAPAN」などの報道番組に出演。2017年に退社し、現在はフリーのアナウンサーとして、「5時に夢中!」(TOKYO MX)の月曜~木曜日のMCやラジオ「ECOLIFE」(JFN13局)などを担当するほか、バラエティ番組などに出演中。YouTubeチャンネル「大島由香里に乾杯!」では、バイクライフを楽しむ姿も配信中。

 

ドゥカティ ニュー スクランブラー デビュー!

2015年に登場した歴代スクランブラーシリーズのイメージはそのままに、すべてを刷新。空冷Lツインエンジンやトレリスフレームなどの伝統は踏襲しながら、エンジンから外装および足まわり、電子制御に至るまで、すべてをより高性能に、かつフレンドリーに進化させている。今回試乗したフラットトラックレーサーをイメージし、オートシフターを標準装備する「FULL THROTTLE」のほか、スタンダードな「ICON」、カフェレーサーを思わせる「NIGHTSHIFT」の3モデルをラインナップ。価格は1,278,000円(予価)~。
scramblerducati.com/ja