編集部員の常連店(古着屋編)
Moto NAVI編集部員が、普段からついつい寄り道してしまうショップをご紹介。
第一回目はタカナシが、ついつい長時間ディグってしまう古着屋さんです。
文と写真/高梨達徳(Moto NAVI Cars)
みなさん、仕事帰りにフラッと寄ったり、休みの日にはついつい通ってしまう店ってありますか? 慣れ親しんだ味を求めたり、顔が見たい店員さんがいたり、理由はいろいろあると思いますが、編集部タカナシが「洋服のコーディネートを悩んだとき」に必ず訪ねているのが、原宿にある「PITTZZ」です。2020年3月にできたばかりの新しい古着屋で、アメリカとヨーロッパを中心にセレクトされた古着が並んでいます。ビンテージのデニムやレザーだけでなく、イタリアのハイブランドや各国のミリタリーアイテムなど、店長の伊藤翼さんが厳選したアイテムばかり。古いけれども未着用、いわゆるデッドストックの在庫が豊富なのもの、この店の特徴のひとつです。季節の変わり目だけではなく、ファッションの企画に悩んだときには、自分好みのアイテムを探しつつ最新の流行なんかをチェックしています。
タカナシイチオシのアイテムはこちら!
豊富な在庫の中で最近イチバン気になったのは、このブラックリップストップパーカー。イギリス軍の特殊部隊(SAS)が身につけているジャケットなんですが、日本で見かけることはほとんどありません。大きな4つのフラップポケットやワイヤーが内蔵されたフードなど、バイク乗りには嬉しいギミックが盛りだくさん。シルエットもゆったりしているので、プロテクターを中に来ても目立つことはありません。なんといってもこのストリート感、バイクとの相性良すぎませんか?
古着ならハイブランドにも手が届く!
珍しいカラフルなチェックのダウンジャケットは、イタリアのブランド「MISSONI」のスポーツライン。新品ではなかなか手が届かないハイブランドのアイテムも、¥27,000+TAXで買えちゃうんです。スックなトーンが多い冬のアウターの中に、ひとつ混ぜるだけで、コーディネートの幅は広かること間違いなし。保温性はもちろんバツグン。
もちろんアメリカ古着も面白い!
フランス軍ゴム引きコートは、ただでさえ珍しい黒なのに迷彩のようなダメージ入り。スウェードのブーツは、なんとイギリス軍の消防士が実際に現場で着用しているモデルです(商品自体はデッドストック)。
メンズだけではなくレディースのアイテムも数多くラインナップされているので、街ブラデートで寄るのも面白いかと。タイミングが良ければ看板犬が人懐っこくお出迎えしてくれます。商品の入荷状況はインスタグラムで配信されていて、気になったアイテムは WEBショップにて購入することもできます。平日は21時閉店と仕事帰りにも寄りやすいので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか!
オーナーの伊藤さんは、老舗古着ショップのサンタモニカ渋谷店で店長を務めた後に独立。独自の仕入れルートでフックの効いたアイテムをラインナップしている。好きな食べ物はラーメン二郎。