MOTORCYCLE

レゴ ブロックのBMW M 1000 RR、作ってみた #5

レゴ®ブロックのBMW M 1000 RR作りに、モトナビ編集長が挑戦!
ついに迎えた最終回!
完成したM 1000 RRの勇姿を見てやってください!

文と写真/日越翔太(Moto NAVI編集長)

長かった戦いよ、さらば!

レゴ®ブロック初心者の筆者、モトナビ編集長ヒゴシが取り組んできた、レゴ®テクニック BMW M 1000 RRの組み立てもいよいよ最終回。

が。まずはアップするのがすっかり遅くなってしまったことをお詫びしたい。じつはずいぶん前に完成していたものの、ほかの仕事にかまけて、つい後回しに……。
別に引っ張って閲覧数を増やそうとかアップするなら◯◯な日がいいんじゃないかとか、そういう意図的なみみっちい話ではなく、単なるサボりである。そんなしょうもない人間でもきちんと完成させられるレゴ ブロックって素晴らしいぜ!
……と、冗談はさておき、最後の仕上げからどうぞ。

※過去の回はこちらから
レゴ ブロックのBMW M 1000 RR、作ってみた #1
レゴ ブロックのBMW M 1000 RR、作ってみた #2
レゴ ブロックのBMW M 1000 RR、作ってみた #3
レゴ ブロックのBMW M 1000 RR、作ってみた #4

トリを飾る「5」のブロックは、フェンダーやサイドカウルなどの外装類、それからサイレンサー、あとはメンテナンススタンドなどわずかなもの。ちゃちゃっと完成させてしまおう。

それにしても最終回でこんな話をするのも何だが、本企画で何度も言及しているこのレゴ ブロック BMW M 1000 RRの1/6スケールというサイズ。耳で聞くよりも、現物を実際に目にするとかなり大きい。たとえばこれはアンダーカウルなのだが……、

身長177cmの成人男性である筆者の人差し指くらいあるのだ。決して長い指ではないが、このサイズ感が少しでも伝われば幸いだ。大人向けの商品とはいえ、レゴ ブロックは、プラモデルにはない「大きさ」を楽しめるアイテムだと思う。

また、レゴ ブロック初心者としてありがたかったのが、下の写真のようにわかりやすいマニュアルだ。

このブロックの違いはさすがに一目瞭然では? と思ったのは思ったが、丁寧に説明してくれているのはありがたい話。ユーザーがなるべく組み立てミスしないように作られているのはとてもいい。とはいえ、立体的で入り組んだ作りのため、わかりづらい箇所があるのも事実だが……。

作業は最終局面に突入。外装の羽(Mウイングレット)もしっかり再現されており、ステッカーでカーボンを表現している。M 1000 RRの外観上の大きな特徴のひとつなので、作り手としてはより気合いを入れて組んだ。いや、ほかと比べて何かあるわけでもないけれど。

そしてここでサイレンサー(マフラー)も登場。単なる筒状のパーツではなく、平べったい円柱状のブロックを重ねてサイレンサーを表現している。個人的にこのやり方は面白いと思った。プラモデルではなく、ブロックであることの面白さを感じた。

というわけで、総制作時間15時間30分の大作、レゴ ブロックBMW M 1000 RRの勇姿をご覧ください!

レゴ® テクニック BMW M 1000 RR、ついに完成!

か、カッコいい……! 自分で組み立てておきながら、思わずうっとりしてしまう出来だ。たかがレゴ ブロック、されどさすがはレゴ ブロックと言ったところか。
こうしてディテールカットを並べると、まるで本物のバイクを紹介しているように見えてくる。なによりこのサイズ感がいい。
それにしても、「どうしてコイツはこんなに生活感がある背景で写真を撮ったのだろう?」と思われた読者も多いはず。……だって、大きくてダイニングテーブルの上くらいしか置けて写真を撮れる場所がなかったんだもん! とかわいく言ってみるが、これ、本当に、本当に大きいのだ。さすがは1/6スケール。作って楽しい。飾ってカッコいい。マニュアルさえしっかり読めばつまずくようなところもない。唯一の問題は完成後の置き場だけ。それが解決できる方は、ぜひチャレンジしてみてほしい。

いや、にしてもこれ、本当にカッコいいな……。

LEGO オフィシャルサイト
www.lego.com/ja-jp

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著者紹介
日越翔太(Moto NAVI編集長)
バイク雑誌「Moto NAVI(モトナビ)」の編集長を務めるかたわら、ホンダの広報サイト「ホンダマガジン(www.honda.co.jp/magazine/)」にも携わる。趣味はバイク(仕事?)と散歩。それからプラモデルやインテリア小物を作ること。